リィ・ジャンメイ、李占梅(Lee
Jang Mai)
43歳(2112年時/2069年生まれ?)、身長170cm、体重83kg、元快速反応部隊所属。華蓮団掃討、明国家主席次官搭乗の政府機撃墜など任されていた。ある作戦行動中、自分の村を焼き払ってしまい、家族や友人を失い途方に暮れ軍を退役。以後、放浪のヴァンツァーパイロットとして国内?各地を転々とし、圧政に苦しむ人々を救っている。
ラン・ショウホア、藍寿華(Lan
Xiao Hua)
34歳(2112年時、2078年生まれ?)、身長182cm、体重63kg。快速反応部隊の副長を務め、司令のジュ・リエインからの信頼も厚い。【アリサ編では監禁されていたコォワンと共に哮天雷関から脱走し、軍からも離脱。エマ編では哮天雷関が華蓮団の襲撃を受け、その応戦中に死亡?】
キム・ウィウェン(Kim)
大漢中人民共和国軍司令部。
ジュ・リエイン(Jiu
Lie Yin)
大漢中人民共和国陸軍快速反応部隊隊長、哮天雷関司令。
シュイ・シュアン(Shui
Xuan)
大漢中人民共和国陸軍緊急展開軍軍長。
シア・ズウェン(Xia
Zhuwen)
大漢中人民共和国陸軍常強軍軍長。
ハン・ワンダオ(Han
Wan Dao)
大漢中人民共和国陸軍常強軍東港基地司令官。
ツァオ・リンアル
大漢中人民共和国陸軍常強軍。議員である父のコネで高い地位にいる。
リャン(Liang)
大漢中人民共和国福州海軍基地司令。
コウ(Kou)
大漢中人民共和国万安補給基地司令。
ナン
大漢中人民共和国軍三亜海軍基地司令。
シュイ・シュアン
大漢中人民共和国軍武漢補給基地(軍長)。
ジュン シリアン(Zhun
Xi Lian)
哮天雷関設計主任補佐。
妻、メイリン(Mie Ling)。妻の母、リアンユ(Liang-yu)。
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陸海軍を擁し、世界でも屈指の軍事力を誇る。「人民の財産と生命を守る、人民のための軍隊である」を基本理念として掲げているが、軍活動の犠牲となっている一般市民は少なくない。上海・南京・北京は、成都〜蘭州の対西南防衛網と杭州・武漢の武杭防衛ラインによる強固な防衛線が展開されている。
軍で最高位の指揮権は国家元首が持つとされているが、事実上軍営は国家中央軍事委員会と党(共産党?)の軍事委員会が行う。政治中枢に軍人が多い。
ヴァンツァーという陸戦兵器により、かつて最強とされた歩兵部隊は失墜。政府は開放政策によってハイテク技術の流入を促進し、2098年にはUSN軍から、旧型ながらヴァンツァー(カームA1)を導入するなどして、戦略欠陥を補っている。また、国内の技術向上も奨励することでハイテク兵器の輸出にも着手している。
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[哮天雷関の行動範囲の推測]
上の図の赤い地名はゲーム中の会話から推測した哮天雷関が移動しているらしい箇所(赤枠は軍基地、紺は華蓮団)。ただし、杭州は“武杭防衛ライン”という劇中のセリフからの推測。上海は和輝たちが哮天雷関に乗って行こうとしていた目的というだけで、実際に哮天雷関の到達は確認できない。
福州でリャン司令が「長沙で哮天雷関に合流して上海にいけば遠回りになる」といっていることや、哮天雷関の移動には専用道が必要で、大河沿いのなだらかな地形を活用して整備費を軽減させることを考えれば、湘江(川)、洞庭湖経由で長江に沿って巡回していると思われる。
上海・杭州・福州と常強軍は主に海沿いに展開し、武漢・万安は補給基地であるので、哮天雷関が落とされると内陸からたちまち華蓮団の北進を許すことになるのがわかる。
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配備状況
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北京
人民総司令部所在。人民首都防衛隊を配置。
戦闘車両:120両、ヴァンツァー:50機、歩兵23,000人、対空火器:180基、航空機:30機
上海
海軍総司令部所在。巡洋艦:4隻、駆逐艦:9隻、防空艦:22隻、揚陸艦:46隻、戦闘車両:470両、ヴァンツァー:250機、歩兵120,000人
南京
陸軍総司令部所在
戦闘車両:840両、ヴァンツァー:670機、歩兵:330,000人、対空火器:570基、航空機:94機
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主な軍基地
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青島海軍基地
巡洋艦:1隻、駆逐艦:4隻、防空艦:8隻、揚陸艦:22隻、戦闘車両:210両、ヴァンツァー:70機、歩兵:40,000人
蘭州西方軍区中枢基地
戦闘車両:220両、ヴァンツァー:60機、歩兵:16,000人、対空火器:55基、航空機:26機
南京基地
三亜海軍基地
司令:ナン。海南省三亜。フィリピンと利権争いをしている南シナ海に多数存在する海底油田の監視と防衛を目的としている。華連団は司令官ナンと内通し、石油を資金源としている。
梧州駐留基地
杭州基地
司令:スイ・シュイアン
福州海軍基地
司令:リャン
万安補給基地
司令:コウ
武漢補給基地
司令:シュイ・シュアン
基隆基地
塩城核ミサイル基地
白の非核政策により?閉鎖(2112年11月時)。
連雲港
軍艦解体所。
哮天雷関
移動式巨大要塞。全長100、全幅70、全高45、乗員170名、機種分類は陸上艦。快速反応部隊の輸送・保守を目的に製造された司令本部兼移動補給基地。攻撃よりも補給を前提とした構造。底部に装備されたキャタピラは専用道を必要とし移動は極めて遅いが、火力は重量級の巡洋艦に匹敵する。戦略上の要所になる個所(華蓮団を牽制するため長江流域?)を常に巡回しており、この艦の上げる功績は大きい。大漢中人民共和国軍の切り札ともいわれる。主要兵装に105mm4砲身速射砲単装砲塔6基、8連装対地ミサイルランチャー8基、昇降式VTOL/ヘリポートなど。
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軍構成
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常強軍
国内の重要拠点に配備され、担当地域の防衛を担う。部隊構成と装備は極めて標準なものを採用している。
即時対応軍
空挺部隊と歩兵からなる部隊で、作戦時には空輸され任務地へ向かう。国境紛争への対応を主とするが、暴動鎮圧での出動もある。
緊急展開軍
緊急を要する作戦を担当。重戦闘車両を用いて敵の殲滅を主任務とする。
快速反応部隊
陸軍のエリート兵を召集し、ヴァンツァーと歩兵によって構成される部隊で、国内であればいかなる場所でも6時間以内に作戦開始が可能。部隊の存在はマスコミに公表されず規模・装備など詳細は不明。
大漢中人民共和国海軍
20世紀末には戦力の充実を図るために最新鋭の装備が施されたが、各艦艇に重大な欠陥が生じたため十分な戦果は挙げてない。しかし、戦略原子力潜水艦9隻を配備し、周辺国には威圧感を与えている。
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大漢中人民共和国軍情報部
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軍総司令部の直属で軍の諜報活動するだけでなく、党本部の要請により国勢・外交の諜報活動にも関わっている。その存在は周知であるが、公式書簡に組織の有無が触れられることはなく、非公式部署であるため活動に関する一切の法令も定められていない。また、人民軍兵士にも組織概要は知らされていない。
軍情報部とは別に、法の不整備や党からの圧力にって活動に制限が強いられることから、国家主席エージェント制も導入されている。軍部・党本部からはまったく独立した任務が国家主席の直轄で行わせるというもの。しかし、任務は国の危機に関する場合にのみという慣例があるため、通常は活動していないとされている。
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●現在の中国は国土を7つに分割した軍区が存在しており、それぞれがあまり有機的に繋がっていない現状があるという。大漢中では陸軍総司令部がおかれているので、指揮系統が整っていれば陸軍はかなりの脅威となるかもしれない。
●天網の大漢中軍「部隊の配置」を見る限りでは華南と西域に配置は見られない。現在、ウイグル自治区は蘭州の軍区に含まれるが、チベット自治区(一部除く)は成都の軍区下にある。しかし「部隊の配置」には成都への配備がない。介なら少数民族に漢化政策をとるような気もするが、白の自由主義政策のもとで自治区が力をつけて下手に手を出せなくなっているのか、チベット自治に関してゲーム制作者に何らかの思惑があるのか、妙な設定である。
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