大漢中・華蓮団内乱

 関連項目
 

介政権の社会主義政策「自由経済の集権」に反対した華蓮団が武力暴動を蜂起。介失脚を最終目標として反抗活動を続けていた。2112年11月に華蓮団は南京に向けて大規模な進軍を行った。経過は以下の通り。



ストーリー分岐、以下“アリサ編”


〜11月16日
(USNの大規模なキャンペーンにより?)広州を中心として、福州などに相当数の華連団戦力が集結し、大漢中軍の一部もこれに同調。華南地域の港・空港が占拠される。

軍の機密を盗み出したジャーナリストのウェイ・チェンイが華蓮団と合流したとの情報を受け、快速反応部隊は臨川で鉄道移動中の華連団輸送部隊を襲撃するが、ウェイの発見はならず。大漢中軍情報部部隊(劉海峰ら)と輸送部隊の救出のため現場に到着した華蓮団部隊(林臥奔ら)との戦闘が発生し、華蓮団部隊は壊滅。万安近郊の遂川で発見された華蓮団アジト(岳字江ら)が快速反応部隊などによりの壊滅。

11月18日

中岡付近で軍用列車が華蓮団の襲撃を受けるが、軍側についていた呉龍がこれに反撃し排除。衝山を通過中の哮天雷関が華連団の襲撃を受けるが、快速反応部隊とイマジナリーナンバー部隊に反撃され撤退。さらに、快速反応部隊は衝陽に華連団の本隊を発見し、哮天雷関と共に攻撃。軍は戦闘中にミン・コォワンの身柄を拘束。

11月19日
任務違反で拘留中の快速反応部隊副長藍寿華とミン・コォワンが哮天雷関から脱走。ミンは鎮遠へ逃亡。

11月20日
漢口空港でイマジナリーナンバーのイワン・ラーザレフを移送中の華蓮団(周連花ら)と軍情報部(劉海峰ら)の戦闘発生。

11月22日
イマジナリーナンバーがラーブヌイ大使館を襲撃。ジエ国家主席死亡。

11月23日
上海動物園でイマジナリーナンバーと呉龍の戦闘が発生。イマジナリーナンバーと華蓮団が上海に侵攻。

ジエ死亡を受け華蓮団が南京・上海へ向け北進開始。イマジナリーナンバーが哮天雷関・武漢・南京を制圧。両部隊はそのまま上海に侵攻するがイマジナリーナンバー部隊は途中で離脱したため、軍の集中攻撃を受けた華蓮団は壊滅。ミンは華蓮団に再度合流。



ストーリー分岐、以下“アリサ編”


11月17日
華蓮団が三亜基地の海底油田プラントの政府視察団を襲撃。

11月18日
宜章で華蓮団の輸送部隊が快速反応部隊の襲撃により壊滅。

11月19日
龍勝で快速反応部隊とイマジナリーナンバーの部隊が戦闘。

11月22日
飛鳳河川跡で大漢中情報部リュウ・ハイフォンの部隊が華蓮団と交戦。

11月25日
華蓮団と合流したミン・コォワンが華蓮団全支部へ上海侵攻の決起声明。

11月26日
華蓮団がFIAと哮天雷関設計者の協力により哮天雷関を撃破し、武漢補給基地を制圧。

11月27日
ポーヤン湖で華蓮団が軍偵察機を撃墜。華蓮団の南京侵攻が始まり、陽動部隊が南昌、黄山に展開。華蓮団は南京の制圧に成功し、さらに上海へ向け北進。ラーヴヌイ大使館でリアルナンバーの部隊とFIA部隊が交戦。

大漢中軍は華蓮団の北京侵攻に備え海兵隊を上海市街に展開し、杭州基地部隊で上海周辺の守りを増強。また、北京の緊急展開軍を南京へ派兵し挟撃の体制をとった。華蓮団はほぼ全滅し武漢へ撤退、団長ホアンは死亡、ミン・コォワンは行方不明。

11月28日
塩城で介の指示によりゴルボフスキー殺害される。



●上海攻略作戦が失敗した後の華蓮団はどうなったのかは、和輝らに送られてくるメールなどで断片的にしかわからない。ゲーム本編、特にエマ編では華連団は庶民の味方であるような印象を受けるが、酒場の客の中にも「華連団ってゲリラがあちこちで暴れてるそうよ」と話す者もおり、圧倒的な支持を得ているわけではなさそうである。また、南京市街地は戦場にもなっているので、市民感情はよくないかもしれない。
●大漢中南東部の地図を載せたが、距離感が掴みにくいと思うので参考までに書くと華蓮団本部と上海は直線距離にして1200キロあり「東京−奄美大島」「札幌−広島」に等しい。武漢−南京は400キロ以上あるので、華蓮団の到達までの間に南京の防御を固めるのは十分に可能。華蓮団が備え万全の南京を制圧したというシナリオの現実性はどうだろう。