華蓮団

 関連項目

大漢中人民共和国軍
大漢中・華蓮団内乱

ミン・ホアンジュ(明黄珠)
Ming Huang Ju

2104年、大漢中人民共和国国家主席次官として訪問先のインドへ渡航中に、政府専用機がジエ現国家主席による謀略により、快速反応部隊に撃墜され、四川省の山中に墜落。同乗していた家族とともに死亡。告別式は国葬で行われた。

ミン・コォワン
Ming Kwang

ミン・ホアンジュの子。墜落現場から鎮遠のリシアンに救助され一命をとりためた。【アリサ編】上海攻略作戦後に華蓮団と合流。【エマ編】上海攻略作戦中、行方不明。
 フォーラム

 
Hua Lian Tuan, Hua Lian Rebel

「華南台湾経済連」の企業家や白政権下の将官らが、経済の自由化を主張する学生運動家や官僚の支持を受け、介の提唱する社会主義政策「自由経済の集権」に反対する反政府組織。過去に武力暴動を蜂起したが、軍により鎮圧された。その残党が大漢中南部の都市に逃げ込み潜伏。2112年8月、民衆の自由と独立を掲げ「華蓮団」の結成を表明、介失脚を最終目標としてゲリラ活動を続けている。本拠地は香港。団長は黄漠順、実質的な指揮は白派として介に退けられた李王桂陸軍准将とその親衛隊がとっている。

設立当初は軍人の参加もあったが、スパイの潜入を懸念し、一般人からの参加者のみで組織を運営している。団結は極めて強く、大漢中軍三亜基地との内通による油田からの資金調達に加え、ジム・ロード、スーイ・マー、ディアブルアビオニクスなどの民間組織、USN、強盗団などからも武器・資金援助を得ている。

2112年11月に大規模な武力蜂起を展開。哮天雷関・武漢・南京の制圧に成功したが、上海侵攻中に軍からのもう反撃を受け部隊は壊滅状態に陥る。華南の支部・本部に大きな被害はなかった。団長死亡のため活動は縮小している?


広州本部
ホアン・モッグション団長、ルオ・チェン副団長。

桂林支部
ユエ・ユイジャン支部長。

福州支部
チャン・ヨウニン支部長。

廈門支部
ション支部長。



 団員

ホアン・モッグション(黄漠順)
Huang Mo Shun

団長。北京大学政治研究科で謝に師事した後、国家防衛の実態を学ぶ為、常強軍特待士官として従軍。退役後、白の主催する国際戦略研究所に参加し、政治家の道を歩み始め、白政権下で副主席にまで登りつめるが、新国家設立に伴い政府を追わる。2112年に華蓮団を組織し、団長として圧倒的なリーダーシップにより華蓮団をまとめている。【エマ編】上海攻略作戦中、死亡。

ルオ・チェン(羅陳)
Ruo(Luo Chen)

2087−(25歳/2112年時)
大漢中人民共和国
副団長。北京大学国際政治学科卒業。民主運動中に同窓のホアンに感化され、華蓮団に合流。優秀な頭脳と冷静沈着さから華蓮団の副団長に任命された。情報分析、事務業務担当。

チャン・ヨウニン(張永年)
Chan(Chang Yong Nian)

2075−(37歳/2112年時)
福州支部長。各支部間の連絡や調整役。潜伏団員のリーダーとして活躍。

ユエ・ユイジャン(岳字江)
Yue Yu Jiang

2041−(71歳/2112年時)
桂林支部長、名誉戦闘顧問。数派の拳法を使いこなす華蓮団の最年長者。老練な手腕を発揮し、桂林支部をまとめている。

ジュウン・ソンヤン(朱元宋洋)
Zhuwen So Young

2088−(34歳/2112年時)
工作部隊部隊長。華蓮団の前面戦力である各個団の第1軍の軍長を務める。もとは常強軍南部方面軍の増強工兵師団の師団長で、十数回災害出動で賞されている。配下の兵士達とともにホアンに合流。華蓮団の実戦部隊の基盤を作り上げた。

リン・チャオホワ(林抄華)
Ling Chao Hoa

2091−(21歳/2112年時)
父は大漢中人民共和国軍解放軍制圧部隊の長官だが、民衆を虐げる父の行為に反発し華蓮団へ入団。

リン・ウォベン(林臥奔)
Ling Wuo Ben

2095−(17歳/2112年時)
姉チャオホワと共に華蓮団に入団。輸送部隊の隊長としての任務につく。
【アリサ編】
軍情報部部隊(劉海峰ら)と交戦し死亡。

ジョウ・リェンホワ(周連花)
Zhou Liang Hua

華蓮団の空中起動力の要、第2軍の軍長を勤める。天津大学工学部を修士卒業後、パイロットを志し、航空士官学校に再入学。異例の飛び級卒業が許され、そのまま常強軍特待中尉に任官され、航空部隊へ配属。白政権時には、その解放政策の恩恵を受け、他国軍への多数の交換留学経験を得た。その後、華蓮団へ合流。

スゥ・シュエセン
Xu Shui Zhen

軍時代からのリェンホワの部下?

ション

Chong

廈門支部長。


●興中会・上帝会と同様に華蓮団も南から。わからないのは「実質的な支持は李王桂陸軍准将」という記述。ホアンが親分じゃないらしい。
●張家界や遂川にアジトがある。華南地域を中心にして、支部に満たない小規模なグループがありそうだが、これは情報収集と支持基盤を固めるのに必要不可欠。