首都アルハリは標高1592mの高原にあり、年間気温は18.8度と温暖。雨期はなく、ARS軍陣営はすべての水をカサラダムでまかなっている。北緯20度付近に位置しつつも、変化に富んだ気候をみることができる。標高の低い沿岸地域では高温多湿の熱帯気候が広がっている。
総人口3200万人(2064年)。58%がアラブ人で、アメリカ系、インド・パキスタン系・ヨーロッパ系などの外来住民が多い。通貨単位はアルハリ・シリング(Ash.)。公用語はスワヒリ語?
国会は一院制による大統領内閣で運営。政党はゾハル新党のみであったが、2061年にARS紅海連合党が結成され、2064年現在では軍部の実権を同党が掌握している。
ソサエティ影響下のゾハル同盟について
アルハリ砂漠地域の国々は21世紀に入ってから協力体制をとっていたが、2054年頃から政情不安に陥り、ARS紅海連合軍とゾハル同盟の2派に分かれて紛争が勃発した。
ARSのサファド司令は和平の機会をうかがっていたが、ゾハル同盟上層部はアルハリ砂漠地域(ARS側のみか?)に水を供給するカサラダムの攻撃により紛争の更なる激化を画策。攻撃に使用する巨大荷電粒子砲の開発を進めた。ARS軍は、ダム破壊計画の詳細情報を知る同軍諜報員のアルハーディを、移動要塞ガレオンから救出。また、ガレオンの戦力を大幅に削ぐことにも成功し、ゾハル同盟は一気に劣勢となった。
一方で粒子砲はウムタール山中のナヴァル要塞で開発が完了しており、ダム攻撃の準備が進められていた。ARSは要塞内部に侵入し粒子砲の無力化に成功。ARSのサファド司令は、さらに勢いを失ったゾハル同盟との和平交渉に尽力。