ペルー共和国

 関連項目
世界資源大戦

ホセ・アヴァブ
Jose Avob
ペルーのマチュピチュ市長。リゾート会社社長。ソサエティの兵器生産部門の最高責任者。マチュピチュ北部のマディオスに秘密兵器工場を持ち、新兵器の開発に取り組む。劣勢に陥ったホセは脱出を図るが、ソサエティにより抹殺された。世論では、次期大統領選挙の立候補が確実視されていた。

地名・施設
マチュピチュ(Machu Picchu)、クスコ村( Cuzco)、マディオス(Madioss)

 
南米大陸のほぼ中央西岸に位置。海岸地域、山岳地域、熱帯雨林地域と大きく3つの地域に分類され、熱帯雨林地域が国土の6割に及ぶ。動植物の宝庫であると同時に鉱物資源も豊富。2060年に首都となったマチュピチュは年間平均気温が20度前後でほとんど降雨がなく、国内の大都市はそうした地域に集中している。

総人口は2550万人。半数以上が海岸地方に密集している。これは内陸部にマチュピチュ遺跡をはじめとする、文化遺産が数多く存在するためで、居住する地域が限定されてきた結果。スペイン語が主。山岳のインディオ系はケチュア語、チチカカ湖周辺ではアイマラ語が使用されている。通貨単位はソル(So)。

政府は大統領を元首とし、二院制議会で運営されている。三権分立も掲げている。大統領の任期は最高で5年だが、政治の膠着化を防ぐため再任はできない。



アヴァブ市長・ガーディアン対立
裏ではソサエティ幹部であるアヴァブが、カーネルライト協会に首都周辺で活動するゲリラ(ガーディアン)の掃討を依頼。傭兵グレイブナーらは、ペルー空軍の支援を受け、ガーディアンのアジトとされたクスコ村、本拠地マチュピチュなどを攻撃した。しかし、ガーディアンとの直接的な接触をしたグレイブナーらは、アヴァブがソサエティの兵器開発最高責任者であることを知り、カーネルライト協会/依頼者アヴァブとの契約を破棄し、マディオスにある秘密生産基地を襲撃。ソサエティは重要な兵器生産拠点を失い、同基地はガーディアンが完全に制圧した。

アヴァブはガーディアン南米支部の司令であるディアモンテを拉致し、ガーディアンの動きを牽制するが、グレイブナーらが彼女を救出した。アヴァブは逃走を試みたが、組織に大きな損害を与えたとしてソサエティにより殺された。



●ペルーとはいっても出てくるのは、マチュピチュの遺跡(インカ帝国。ナスカの地上絵とか)周辺だけのほんの一部。首都のようだが、現首都はリマ。ところでマディオスで造られたソサエティの戦艦がコロンビアのゲリラに納品されるという設定、妙に現実的。
●蛇足ではあるが、わざわざホセをアヴァブ、アニタをディアモンテと呼んでいるのは「純一郎首相とジョージ大統領が会談」といわないのと同じ理屈。