ブラックハウンド



パトリック・S・ウインガー(P.S.Winger)
サカタインダストリィ事件]参照。

ゲイル
26歳(2090年時/2064年生まれ?)。ブラックハウンドに所属するウインガー准将直属の部下?
 
 
USN政府直属?の特殊部隊。
2090年、自由の星壊滅を狙い大規模な作戦が展開された。新型兵器の押収と施設の破壊には成功したが、作戦中に指揮系統に混乱が生じたため組織のリーダーを取り逃がし作戦は失敗。その責を負って、Bチーム小隊長のグリーンフィールド少尉はニルバーナに転属。

第2次ハフマン紛争でUSNがフリーダム制圧後、ウインガー准将直属の陸軍部隊として?ハフマン島に派遣された。OCUのフリーダム奪回戦で部隊は全滅したともいわれるが詳細不明。紛争後期から紛争後にかけて、ウインガーの指示のもとでリンクス小隊やニルバーナを襲撃するなどバイオニューラルデバイス関連の事件に加担した疑いがある。
 
     
 
 
マリア・パレデス(Maria Paredes)
 
 
26歳(2090年時/2064年生まれ?)。南米出身。ブラックハウンドではAチーム小隊長。
幼少の頃に家族を失い、USN内の反政府ゲリラに拾われゲリラの一員として育てられていたが、後にゲリラとして拘束されUSN本国に送致された。獄中?、ドリスコル大尉がザーフトラの工作員になることを条件としてパレデスを解放した。ドリスコルの部下として、ブラックハウンドに潜伏。また、サカタインダストリィ事件・バイオニューラルデバイスの実用化に関する裏工作を図っていた。経歴などが記録には残されておらず“真っ白”、足跡を追っても本人の実体はおろか“影”も捕らえられないことから「ホワイトシャドウ」というコードネームで呼ばれる国際的なテロリストであった。
第2次ハフマン紛争のOCUによるフリーダム奪回戦で一時行方不明となっていたが、実際には生存し、その後もドリスコルの指示のもとでスパイ・テロ活動を行っていたと思われる。
紛争後、サカタ事件に関するウインガー准将の黒幕から保身のため、軍情報部(パトリシア・スタンリー)の保護下に置かれ、獄中で死亡との虚報を流すことで存在を公の場から消した。後にスタンリーを介して、南米の政情安定政策を推進するUSNの有力議員と会い、南米地域のテロ活動やクーデターを抑えるための諸州優遇政策に賛同。自らも情報部所属となり、2096年頃にはベネズエラ州の公正ベネズエラに潜入し、同組織の情報収集任務に就いていた。
 
     
 
ケビン・グリーンフィールド(Kevin Greenfield)
 
 
リンクス小隊]参照。
 
     
 
ジョニー・サンダース(Sanders)
 
 
リンクス小隊]参照。
 
     
 
マシュー・D・ロレンツィオ(Matthew)
 
 
リンクス小隊]参照。
 
     
 
●冒頭から情報不確実を示す“?”があるのは、ブラックハウンドがゲーム本編で多くは語られず、取説、web、ガイドブック、雑誌記事においても明確な説明がなされていないため。ガイドブックでは「政府直属」とも「陸軍所属」とも記されており、設定においても謎の組織になってしまっている。
●見落としがちとも思われるので補足しておくと、自由の星の作戦(ミッション2)の失敗について「(マリアとの)連絡が取れなくなることで、ケビンが作戦を中断することを(マリアは)予期していた」いう趣旨のことをマリアが述べている。その結果、マリアを衛星レーザーの犠牲にするわけにはいかないと思ったケビンは、施設への攻撃を躊躇しニルバーナ送りになった。つまりは、ケビンがS型デバイスのマテリアル候補であることを知っていたマリアがドリスコルの指示に従い、作戦中、意図的にケビンと連絡が取れないようにすることで、マリアの身を案じたケビンが攻撃命令をためらうのを演出したもの。作戦はケビンの判断ミスにより失敗となり、責任を問われるという筋書き。始めから作戦成功は期待されておらず、ケビンを合法的にニルバーナに送るための罠だった。そういう彼女だから、最後の最後までケビンと真正面から向き合うことができなかったのである。ロイドとカレンは死によって隔てられ、ケビンとマリアは生きながらにして別けられている。