アフロアラブ連合(Afroarab Group)
詳細不明。エジプト、ムビアなどの地域からなる国家連合か?。UNASとは対立関係にある。

ルシアス・エンコモ
(Lucius Encomo)
1989年生まれ?(2034年時、45歳)、身長172cm。WA暫定政権の大統領。アレクサンドル・ギゼンガ陸将のクーデターで失脚。ギニアナ・ギゼンガ政権崩壊後、大統領に再選されOAC主導国元首として統合に尽力。2035年1月、UNASとの首脳会談でアフリカ紛争を終結に導いた。

ムハンマド・ジェバール(Muhanmad Djebar)
1971年生まれ?(2034年時、63歳)、身長170cm。UNAS統合議会議長。成立時からECの影響の大きいUNASで、親ECを掲げたことで議長の地位を得たといわれる。2035年、エンコモとの直接対話を行い、紛争終結とアフリカ統合に尽力。

インド洋協開発協力隊
SAUS・OCU間の経済協力に関する協定・組織か?

アフリカ統一機構(OAU)

DEROS

チョコボ
(chocobo)
アフリカ大陸に生息する鳥類(ミディン亜種、チェルシー種、クレーレル種、カディク種、オーベル種、ロリマー種など)。体全面を覆う羽毛は黄・赤・白・黒など種により異なる。頭高3m以上あり、発達した脚を持つため高速で走ることができる。 食用に育てた植物(野菜)を好んで食べる。
 
   
 
21世紀初頭、加速度的に進む砂漠化により、民族移動や国家衝突が内戦・紛争に発展しアフリカ大陸の政情は著しい混迷に陥った。活動凍結中の国連に代わり、EC、OCU、ザーフトラ共和国などそれぞれ独自に調停軍を派遣し、紛争調停、アフリカの再建に協力。
アフリカでの影響力拡大を狙ったECの後押しを受けたUNASが中心となり、OAC(アフリカ統合機構)設立と大陸の再建プランを協議が始まったが、状況に改善の様子を見られず活動は滞った。2030年、同組織は「アフリカ大陸共同国家計画」を発表。OCUからの協力も加わり、アフリカ大陸は6つの共同体にまで集約した。しかし、ECやグスタフ・ゼルマンの干渉によりCAやWAで政変が発生。SAUSを経由したOCU介入によって武力衝突の拡大を招いた。

アフリカ紛争後の2035年4月、エンコモ大統領を中心に、影響力拡大を目論むECやOCUの援助に頼らない、アフリカ主導の統合国家編成再建の運動が始まった。再建運動支持派の拡大によってSAUSの親OCU勢力は弱まり、すでに協力体制にあった西部・中部・東部・北部に南部アフリカ地域が加わった。支持基盤が固まり、同年5月共同国家宣言を採択。

その後も不安定な情勢が続いてはいたが、21世紀後半には緩やかながら統一に向けて着実に前進していた。しかし、連合体の再統合という特異な体制や、2093年のガボン共和国内戦などあり、統一には時間を要すると見られている。  
 
     
 
 
南部アフリカ連合(SAUS、Suthern Africa United States)
 
 
アフリカ南部地域の国家が統合した組織。アフリカ紛争時には、インド洋開発協力隊などで関係の深いOCUに援助を要請。早期からWAW導入に力を入れており、同国軍は史上初のWAWによる部隊「独立機動攻撃中隊(IMAC)」を有していた。OACの中でもっともOCUの影響力が大きかった組織であったが、紛争後は親OCUの性格も薄れていった。
 
     
 
西部アフリカ共同連合(WA、West African States Community Unon)
 
 
共同体化の際、いくつかの国が主導権を争った結果、暫定政権のまま統合し、ルシアス・エンコモが暫定大統領に就任。暫定政権の構造自体に問題があり、2033年末のギゼンガ陸将によるクーデターでギニアナ軍事政権がWAを掌握し、自ら大統領の座についた。就任後、理想的な改革をちらつかせ民衆の支持を得ていたが、改革の名の下に支配体制の強化を図り、軍事政権へ移行。ECの兵器によって軍備強化を進められた。

アフリカ紛争勃発後にZAINGOとの関与、EC支援のパイプ役となっていたことが露見し、OCU・SAUSの両軍上層部はギニアナへの反政府活動をするWALFへの支援を決定。2034年にこの連合部隊が制圧に成功。ギニアナは崩壊し、ギゼンガはUNASへ逃亡。大統領選挙で再選を果たしたエンコモがWAを復活を果たし、前政府の問題点の改善によって広く民衆に支持される。以後OACの主導国として統合に尽力していく。
 
     
 
中部アフリカ共同体(CA、Community of Central African States)
 
 
アフリカ中部域の国家共同体。2034年、ザイアス・チャルマンギマを首謀者とするクーデターが勃発。共同政権へ武力攻撃を開始したが、OCUの支援を受けたSAUSの介入により、4ヶ月でザインゴ率いる独立政府ZAINGOは壊滅。SAUSと共に西アフリカのギニアナ政権を目指すWALFの支援を開始。アフリカ再建に参画。
 
     
 
東部アフリカ共同体(EA、East African Communities)
 
 
2034年7月のZAINGO壊滅後、SAUS支持を表明。アフリカ紛争中、EA領は大きな戦闘に巻き込まれることはななかった。
 
     
 
北アフリカ国家共同体(UNAS、Unity of Northern African States)
 
 
経済協力圏などでECとの結びつきが強かった北部アフリカ地域は、ECの影響力拡大の策略のもと、OACの創設を提唱。OAC発足後も多大な影響を受け続けたが、ジェバール議長の英断により紛争は集結し、ECとの関係に一応の決着をつけた。
 
     
●アフリカのさらなる統一と団結を目指したアフリカ連合(AU)が2002年に発足している。フロントミッションの設定に無理矢理対応させると、OAC=アフリカ連合(AU)、SAUS=南部アフリカ開発共同体(SADC)、WA=西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)、CA=中部アフリカ諸国経済共同体(ECAAS)、EA=東アフリカ共同体(EAC)、UNAS=サヘル・サハラ諸国国家共同体(COMESSA)とでもなろうか。歴史的背景、通貨統合の動き・実情に顕著だが圧倒的に欧州の影響下にある。
●上掲の地図は、CHAPTER3のターギットでエンディングを迎えたときに示される地図をもとにしたもの。現国境とは必ずしも合致していないようなので注意されたし。
●チョコボは2ndの「嫌なヴァンツァー」と同じく世界観から乖離したオマケ要素ではあるが、これもまた無視するには忍びないので評注と共に載せた。『はたらくチョコボ』やAlternativeと発売時期の近い『FF7』の設定から流用。