PHALANX<F>
USN軍第44特殊機械化師団PHALANX<F>
一時期USN最大の隊員数を誇ったREGIONより一部独立した 隊員で構成された部隊。REGION同様メカ突作戦を得意とし、「片道切符の核弾頭」と呼ばれた。
主に第三戦線(第3フェーズ)より活動を開始し、占領区の補給路確保及び、激戦区への応援を主な任務とした。
特筆すべきは、敵メカに対する執着が強すぎるためか、第一波アサルト隊の生還率は非常に低かったといわれる。
その点を考慮してか、後にロケッターやグレネーダー、ミサルトの運用。さらには、レコンを用いた戦闘スタイル も確立。有る程度の戦果を残す結果となった。
終戦が近くなると、友好SQである「Purple Haze」等と 共闘するも、08占領区補給路確保の任務中、OCUの精鋭部隊 「N.A.S.S.O」の猛攻にあい、隊長であるD中尉の負傷療養 と共に前線より姿を消し、一部隊員は「Purple Haze」への 応援出撃をメインとし、PHALANX<F>は事実上解体となった。
しかし終戦の当日、ペセタ前哨地域のUSN本拠地にて PHALANX<F>の名前で蝶々の部隊証をつけた、青い4台の WAPが「O.C.U BOOT CAMP」と対峙し、撃破されたとの 報告もある。
PHALANX<F>発足時より、索敵部隊の指揮を執った副隊長。
主に鹵獲したジラーニを使用。重センサーパックを操り、味方をミサイル&ロケット支援。後方の要となった。
戦争後期には、ジャマーやグレネーダーとして敵の本陣を翻弄。
さらにはスナイパーとして敵アサルトを足止めするなど、隊長不在にも負けず隊を最後まで支援し、まさに猟犬として ハフマンを駆け抜けた。
終戦後は愛機のジラーニとタトゥーを自宅地下に封印し、犬専門のペットショップを営む。
PHALANX<F>設立当初よりのメンバー。
後にミサイル隊を束ねる 副隊長に就任。
会戦当初はECMジャマーとして戦線に参加。
ジャマーの価値は ECMを張った時間で決まると考え、味方の頼れる傘として活躍。
紛争中期以降、機動性に富んだミサイル機体を操り敵部隊の 裏をかき、とんでもない方向よりミサイルの雨を降らせ威力を発揮した。
敵に発見されても、その機動性を生かした脱兎のごとき逃走術で隊一番の生存率を誇る。
PHALANX<F>事実上の解体以降も、FalkenやLightと共にSQ名を掲げて小規模な作戦に参戦し続けた。
終戦当日彼の機体が蝶の部隊証と、青のSQカラーを施しモーガン要塞に向け出撃する姿を整備兵が見ているが、帰還しておらず、現在も行方不明。
PHALANX<F>設立時よりメカニック隊を率いた最年長の副隊長。
同SQ隊員にも知られていないが、実はDiable Avionics社のWAP製造における、装甲板研究の権威であり、紛争への参加はあくまでも、実地調査が目的である。
彼の興味は、戦場におけるミサイラーWAPの耐久性とその運用法についての調査に主眼が置かれ、耐久性が最も求められる、メカニックジョブをリペアBP背負ったミサイラーWAPにて運用。 紛争初期から末期まで一貫してこの機体でデータを収集した。
人物としては非常に穏やかであり、隊の皆からも好かれ、兄貴的存在であった。
WAP操作の技術も一部においては神がかり的な腕を見せた。一部と言うのは、彼の目的であるDiable Avionics社製Valiant機体や、その他のメーカのミサイラーボディやメカニックボディ等のどちらかと言うと装甲重視で、速度を犠牲にした機体の運用時であり、逆にアサルト等の 高速戦闘機体や、レコン機体のような装甲が薄い機体の運用は苦手であった。
(但し、VyzovやOboronaの様なアサルトでも装甲を重視したドミトリー公社製WAPは好んで使用した)
メカニックとしての帰還率は隊内でトップであった。
紛争末期には、自身の研究と関係なく、味方の窮地に駆けつけるなど、良い意味で戦場に毒されていった。
終戦当日にSQとして最後の出撃後、撃破されながらも生き延び、現在は自国にて隠居生活を送りながら、収集データの解析に没頭している。