第1107機動戦車師団 TTG
開戦初期のUSN軍黄金期を支えた、狂犬の率いる強襲戦隊。
不正規独立戦隊IiSAMを最終的には吸収し、その機動力を持って数多の戦場を駆けた。
サカタ・インダストリィ社の暗部と関係を持ち、それを後ろ盾に部隊を展開。
1個中隊程の戦力を与えられ、USN軍本隊の剣となり盾となり、常に彼らは最前線に在った。部隊章「White Shild」は隊長Belnadedの「部隊こそ我が祖国。その祖国の盾たれ」の言葉による。
彼の創設した1107戦車中隊は彼自身が各地を捜し歩いて集めたその道のエキスパート達で構成されており、また他部隊と比べて異質な装備、戦術を多く用いた。
ただ、TTG創設メンバーは重装高出力系の、IiSAM出身のメンバーは高速高機動系のWAPを使用し、その機体の長所を生かすように配置されたようである。
何者にも打ちひしがれぬ突撃力は、巧みな、そして底意地の悪い強襲作戦と相まって絶大な戦果を挙げた。
また市街地戦闘における防衛力は他部隊の追随を許さず、その豊富な補給支援を背景に一度彼らが防衛につくと絶対にその戦場は陥落しなかった。
USN陸軍 第1107機動戦車師団【TTG】 / U.S.N.
元USN空軍の戦闘機乗り。
無茶苦茶な戦闘機動で目を酷使した結果視力の大幅な低下を招き、翼をもがれた。
その後は陸軍へと転進。ヴァンツァーパイロットとしての適正を認められて非凡な才能を発揮した為、ハフマン島へと配属された。
がさつで大雑把な性格をしているが、戦場の機微に敏感であり、その采配は常に軍上層部を驚かせた。
末端兵士くささの漂う男であるが、意外に人望は厚く、彼のまわりには多くの兵士達が集まったようである。
極度の「大艦巨砲主義」であり、また好戦的な性格でもあった為、味方部隊から「狂犬」と囁かれることとなった。最盛期はBe-5重バズーカ砲を担ぎ出しては目の前に立つ敵のことごとくを破壊しており、S型デバイスのパイロットでさえ彼の相手はたじろんだという。
停戦後は除隊し、ハワイ島へと移住した。 ちょろまかした軍の金塊を持って・・・。
USN陸軍 第1107機動戦車師団【TTG】、N8部門教導中隊【Aggres-13】 / U.S.N.
バージニア州フォートモンローのドリル・インストラクター出身.
部隊創設期からのメンバーであり,部隊長を務めるBelnadedが空軍より転属した際に訓練担当下士官を務めた経緯がある.
部隊内ではアサルト・リーダーを務め,奇想天外・荒唐無稽,時には無理難題とも形容される部隊長からの要求に応え続けた.
「Belnadedが薙ぎ払い,Speysideが刈り取る」と揶揄され,自らも「永遠のNo.2」と自嘲していたが,将を支え忠を尽くすことで力を最大限に発揮する,典型的な補佐官タイプであったのだろう.豹柄の隊長機が前線を駆ける際,その右手後方には常に彼の機体があったという.
部隊随一のシャープ・シューターで,ウィットを嗜むムードメイカー.
紛争中期には,彼を継ぐアサルトの養成とスカウトを目的にとした教導部隊「Aggres-13」を立ち上げた.
シングルモルトをこよなく愛し,デブリーフィング後恒例の宴会を抜け出しては,フォートモーナスにある「クリスタル」に通っていた.そのバー・カウンター,奥から2番目が彼の指定席だったが,際奥の席に特定のウェーブが座ることは無かったという.