ヴァンパイアズ

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参考項目

関連語・人物

ドリスコル
サカタインダストリィ事件 ]を参照
ランサー
O.C.U.陸防軍第1軍機械化師団国境維持部隊の傭兵部隊隊長。ハフマン島に来る前にも、他の戦地で傭兵であった。
2089年初夏、ヴァンパイアズに襲撃され、隊員5名と共に拉致された。隊員を人質に取られ、ナンバーズのドラグーンとして同隊の任務を強制されていた。
ストーム隊とヴァンパイアズとの交戦時、組織から逃げ出す機会を得たが、WAPに装備されたイレーサー(離反者を殺害するための自爆装置)作動により爆死。

概況

  • 024、164
  • 英語表記:Vampire's

サカタインダストリィの私設傭兵部隊。
PSプランに沿って兵士の拉致実行や施設防衛を任務を担う集団で、莫大な資金を背景に腕利きのベテラン傭兵が集められた。

中でも優秀な者は「X-01」といったコードネームが与えられ、ナンバーズと呼ばれていた。戦功が評価されると若い番号となり序列が高くなる。
ニルバーナ機関のドリスコルも「X-06レイブン」として名を連ねる。

ナンバーズのほとんどはPSプランによる洗脳を受けていない通常のWAPパイロットであるが、フェイスレス、サーナ、レイジは実験体として利用され、それぞれコードネームが与えられている。

ヴァンパイアズという名称由来について、リッチによれば「BATS(コウモリ)から吸血鬼に成長した」というシャレであるという。

戦功とナンバーの関係は、2089-IIでウィルムの「6機も捕らえればナンバーが挙がる」というセリフから。順位をなんとか上げたいと考えている最下位のウィルムらしい発言である。

搭乗機体

ナンバーズが搭乗するWAPは漆黒の塗装に統一されている。
既製品をベースに、パイロットのスキルに合わせチューニングされており、例えば近接機の前面装甲は20%増強、背面は40%減にするなどして特化、軽量化が図られている。
また、機密保持を目的とした自爆装置(イレイサー)が組み込まれており、機体が動作不能となると爆液の化学反応が始まり起爆する。

傘下部隊

バーサーカ隊がナンバーズの頂点に立ち、いくつかの下部部隊が存在する。

部隊名 所属者など
バーサーカー隊 バーサーカー、キマイラ、ウィザード、ゴーレム
魔導士隊 ネクロマンサー、シャーマン、ドルイド、ウィッチ
ケルベロス隊 レイブン、ヘルハウンズ、ヒドラ、グリフォン
イフリート隊 イフリート、シャイターン、ウコバク、アミー、サラマンダー
アンデッド隊 PS技術が用いられた無人WAP部隊
ゲイボルグス  
グリフォンアイ グリフォンの部下?

所属隊員

BoM No. 英名 読み 所属/[別名]
X-00Vampire ヴァンパイア [フェイスレス]
X-01Berserker バーサーカー バーサーカー隊
  X-02 Bahamut バハムート バハムート隊?
X-03DarkNight ダークナイト [ロイ]
  X-04 Valkrie ヴァルキリー [サーナ]
X-05Golem ゴーレム バーサーカー隊
  X-06 RAVEN レイブン ケルベロス隊[ドリスコル]
X-07Wizard ウィザード バーサーカー隊
  X-08 Hellhound ヘルハウンド ケルベロス隊
X-09 Chimera キマイラ バーサーカー隊
  X-10 Hydra ヒドラ ケルベロス隊
X-11Necromansar ネクロマンサー 魔導士隊
X-12 Monk モンク  
X-13Deathデス デス  
X-14 NightMare ナイトメア  
X-15 Shaman シャーマン 魔導士隊
  X-16 Griffon グリフォン ケルベロス隊
X-17 Manticor マンティコア  
X-18 Druid ドルイド 魔導士隊
X-19Daemon デーモン  
X-20Rich リッチ [グレッグ]
X-21Ifrit イフリート イフリート隊
X-22Witch ウィッチ 魔導士隊
  X-23 Werewolf ウェアウルフ  
X-24Dragoon ドラグーン [ランサー]
  X-25 Dollmaster ドールマスター  
X-26Alchemist アルケミスト  
  X-27 Ghost ゴースト [レイジ]
X-28 Ogre オーガ  
  X-29 Barbarian バーバリアン  
  X-30 Wilm ウィルム バハムート隊?
  Shaytan シャイターン イフリート隊
    Ukobach ウコバク イフリート隊
    Amy アミー イフリート隊
    Salamander サラマンダー イフリート隊

「所属」については明言されていないものもある。なお、イフリート隊のウコバク以下3名は2089にのみ登場、シャイターンはほんのワンカットだけBoMで見られる。

経過(2089年)

ランカー隊との交戦後、ストーム隊との対立が顕著となった。

ヴァンパイアズは軍上層部との繋がりを持ち、情報戦では比較的有利な立場にいたにもかかわらず、ストーム隊との戦闘では成果が上がらなかったため、オーガらなどがアリーナランカーを標的として実験体確保を行っていた。
ナンバーズと交戦し、生還しているのはストーム隊のみといわれる。

ヴァンパイアズに関与する軍と企業を結びつける証拠確保任務で、C.I.S.U.調査官のロイが潜入調査を行っており、フェイスレスらに内情が報告されていた。一方で、リッチもロイを泳がせることで何からの情報を得ていたようである。
なお、ロイの調査結果はフェイスレスの手記を通じて、ストーム隊に渡っており、この手記からはじめてヴァンパイアズの素性を知ることとなる。

その後、クライアントであるサカタインダストリィのB.D.計画への移行?を契機に、軍上層部からヴァンパイアズの存在意義について疑問の声が上がり始め、また、C.I.S.U.の調査の手が強まってからはナンバーズや拠点をを次々に失うなど活動は縮小を続けた。
リッチは研究成果であるX-00や、拉致した実験体候補を差し出すことでサカタインダストリィ?へ身売りを考えていたようだが、C.I.S.U.からの猛攻により、2089年末?に組織壊滅となった。

携帯版2089と2089-II、DSの2089ボーダーオブマッドネス(BoM)から情報を拾い集めた。
ストーリーの主軸はBoMと2089-IIのシナリオや設定を優先し、2089の再構成版であるBoMの内容と矛盾しないものについては、2089のデータも参考としている。
また、2089のストーリーや設定がBoMで上書きされてしまったので、ヒストリカの2089に関する情報の有用性が極端に落ちてしまった。よって、ヒストリカの情報はあまり参考にしていない。