作曲者によれば「リズムに乗った民俗音楽的なものを意識」して作ったらしいですが、特に土着的な色合いもなく、音色と編成を前作と異なったものに、というテーマが根底にあるように感じられます。
バリバリのトレディショナルでは、好き嫌いがでやすくなってしまいますが、もう少し“濃い”曲想の方が面白かったような気もします。曲名が事務的で発注書然としているのが残念です。
[28][30][36]の前作のアレンジ・リミックスは、以降のシリーズでは出てこないので残念です。[38]のように楽器以外の効果音が多いのも今作の特徴。
なお、上掲のアルバムジャケットは初回限定版のものです。