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前身は、CIS時代に戦車など陸軍兵器を開発をしていたドミトーリ設計局という軍の一部署。第1次ハフマン紛争後、MULS-Pに参入。WAPに関するすべての製品、大型機動兵器、戦車、特殊車両の開発・製造を独自に行っている。ザーフトラ共和国で唯一存在が知られている国有兵器メーカーである。 平和調停軍仕様のヴァンツァーを製造。ザーフトラ共和国の製品は国外への輸出を基本的に認められてないが、軍事バランスの調整を目的として、近隣の諸外国に少数だが非公式に輸出され、第2次ハフマン紛争期には同島内の市場に流通していた。 ロゴは2003年のフロントミッションプロジェクト始動に伴い変更された。 ヒストリカに「現総裁」とあるが、具体的にいつを指しているのか不明。ほかにも「現在」などあいまいな表現が散見される。 4thゲーム中で自ユニットが装備できる兵装は逐一画面上でメーカーが確認できるが、敵ユニット専用兵装についてはその限りではなく、ヒストリカなどにも記されていない。
ロシア語に変換可能な単語であることをひとつの基準にザーフトラ・ドミトーリ社製としてこのページに掲載を集約した(背景を薄灰色にしてある)。 また、カッコ内の訳語・日本語読みは公式のものではない。もしかしたら実はラトビア語とか、ほかのスラブ諸語の単語である可能性もなくはないが、さすがにそこまではわからんです。 WAPテラーン・シリーズパイロットの生存性を高めることに重点をおいた設計になっており、重装甲のボディの他、敵弾の運動エネルギーを逃がすための曲面構成が取り入れられた独特なボディフォルムを持ち、前部には2台のモニターアイは同時に壊れないよう左右に間隔を空けて配置されている。コクピット・ハッチは最上部にある。アーム部には高性能の速射機関砲を内蔵型と、輸出用モデルに見られる3本爪のマニピュレーター型(形式番号末にMが記されている)。脚部にも性能の高いアクチュエーターを用いて機動力を重視し、重装甲と高出力のボディはそれまで技術的に疑問視されていたドミトーリの評価を払拭した。
カローク
ヒストリカと比較するとテラーン・シリーズの解説文がより詳しくなっているのは、FMOの「ハフマン紛争レポート」も参考にしているため。妄想じゃないよ。 カロークのロシア語表記について、ゲーム中・攻略本ではКоролдと示されているが、ロシア語には該当する単語がない。よく似た単語にКоролЬ(カローリ、「王」の意)がある。テラーン=暴君の意味からして、カロークはカローリの誤記ではないかとも推測される。同じくコンピューターのИАРГЗАもスペルミスの可能性が非常に高い。なお、ゲーム中、1stではキリル文字(ロシア語)、FMOではラテン文字(英語)で表記されている。 ヴィーザフシリーズアバローナ・シリーズの基本設計を継承し、全体的な性能アップに成功した前衛機。 直線的な装甲形状が採用されている特徴的な外観で、エンジンの分散配置や新型アクチュエーターにより、フロストに並ぶボディサイズでありながら、より優れた耐久力と積載能力を実現している。詳細が公表されていないが、対電子戦まで視野に入れた次世代ヴァンツァーの先駆モデルとの見解もある。第2次ハフマン紛争期、U.S.N.軍への供給は、サカタインダストリィを介して行われた。
ロシア語名:Вызов(召集)
ジラーニ・シリーズヴィーザフ・シリーズと同等の出力・耐久性能を維持しつつ、軽量化された遊撃戦特化機。
ロシア語名:Желание(希望)
アバローナ・シリーズ汎用機ながら一般的な前衛機よりも高い耐久性を持つため、突撃機としての運用が多い。脚部の独自開発アクチュエーターと、高出力エンジンを搭載により、機体重量に反して機動性を損なわずバランスがよい。
ロシア語名:Оборона(防衛、国防)
大型機動兵器
ロシア語名:Свинец(鉛、弾丸)。
ロシア語名:Богомол(カマキリ、祈祷者)
ジウーク・シリーズ4脚型戦車。
ロシア語名:Жук(甲虫、カブトムシ、コンピューターウイルス)
ライフルルジアンカ
ロシア語名:Ржанка(シギチドリ、麦)。
ショットガン
マシンガン
ヴィスナー
ロシア語名:Весна(春)
バズーカ砲イシュクラ
ロシア語名:Искра(火花)
グロム
FMOではシリーズ製品だが「Clash of Iron」シーズン03優勝者・準優勝者の副賞のため詳細不明。
ロシア語名:Гром(雷、轟音)
ツィクロン試作型バズーカ。
「Clash of Iron」シーズン06優勝者・準優勝者の副賞として限定的に供与されたこともあるため、これら以外にもシリーズモデルがあるかもしれない。
ミサイル
ロシア語名:Ракета(ロケット、ミサイル)
キャノン
グレネード
ロシア語名:Дуга(弓形、弧≒グレネードの弾道?
EMPバックパック
エチケート:Этикет(礼儀、作法)、ヴェラ:Вера(信仰、宗教)、クスト:куст(叢林)、ピル:Пир(宴会)、グリャズ:ГРЯЗЬ?(泥)、チェルヴ:Червь(芋虫)、ムーハ:Муха(ハエ)、モル:мол(埠頭)、クリーシュ:клеш(炎、閃光)、パウーク:Паук(クモ)、アクーラ:Акула(サメ)、スカット:Скат(エイ≒痺れさせる?)
アイテム・バックパック
リペア・バックパック
ザリアー:Заря(夜明け、日没、起床ラッパ)、ヴォーダ:Вода(水)、グラナーダ:Граната(擲弾、榴弾)
センサーバックパック
セクスタント:Секстант(六分儀)、ゴロスコープ:Гороскоп(星占い)、ヴェルシーナ:Вершйна(頂点)、アポギー:Апогей(頂点)、オブゾル:Обзор(見回すこと、プロローク:Пророк(預言者)、ドガズカ:Догадка(推量、洞察力、プログノーズ:Прогноз(予測)
ソナーバックパック
ヒストリカP.245・SONARにあるドガズガは存在が確認できないので未掲載とした。 ドジュデヴィエ:дождевые?(雨粒?)、クチェーヴィエ:Кучеве?、ペリスティエ:Перисте(蠕動)、アクゥスチカ:Акустика(音響学)、スタチカ:Статика(静力学)、フォネチカ:фонетика(音声学) ECMバックパック
クスト:Куст(潅木、茂み)、ポール:Поле(野原)、キバリス:Кипарис(杉、イトスギ)
ナックル
アルマーズ:Алмаз(ダイアモンド)、ヴィエース:Вес(重さ)、ヴァルナー:Волна(波、波動)
ロッド
イスクレーンニィ
シリーズ製品だが「Clash of Iron シーズン06」の優勝・準優勝賞品のため詳細不明。ロシア語:искренний。
アゴーニ
ズヴーク:Звук(音)、アゴーニ:огон(アゴン:火)
コンピューター
ロシア語キリル文字)に馴染みがない方がほとんどと思われるので簡単に補足すると、“Р”は英語の“R”の音価(発音)、以下同様に“И→I(Nとは関係ない)”、“Н→N”、“С→S”、“У→U”に相当し、字面と発音の関係は英語とは大きく異なるものがある。各アルファベットの音価とアクセントの位置に注意すればロシア語の読みは難しくないため、露日辞書に発音は記されていないものが多い。というより、英語は発音とスペルの乖離が激しすぎる。 テラーンの項目に「MULS-P規格に準じた仕様にリサイズ」とある。基本構造は規格に則っているが、パーツ個々の大きさが規格外だったということだろうか。この「あえて互換性をなくす」戦略は、万が一、弾が敵軍に奪われてもサイズが違えば流用できないように、砲弾のサイズを西側のものと変えていたソ連軍戦略と同じ理屈だろうか。だが、サイズが同じであっても、砲台・砲身と不相応な弾薬が弾に充填されていれば、すぐさま転用できるというものでもない。 |