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2088年ごろに開始された、パペット・ソルジャー・プランに関わっていたヴァンパイアズ、B組織に対する調査・制圧作戦。 ロイ調査官をはじめとするC.I.S.U.、サーナ大尉らO.C.U.正規軍の一部?、O.C.U.軍所属傭兵部隊のストーム隊、ヴァンパイズに拉致されたサーナの行方を追っていたトーネード(元O.C.U.軍チャリオット隊所属傭兵)が率いる独立部隊などが、同作戦・調査および制圧任務に参加している。 経過
以下は説明を簡略化するため、時系列が前後する部分がある。より正しい経過は、上掲の表を参照のこと。
ハフマン島での拉致事件に関し水面下で調査がはじまる2087年頃からハフマン島国境付近での兵士・傭兵拉致事件が繰り返し発生。
O.C.U.軍では、サーナ、ホセが正規軍としての身分を隠し、傭兵部隊「チャリオット隊」として拉致実行組織の依頼元に関する現地調査を開始。 ランサー隊に替わりストーム隊編成、チャリオット隊に増員2089年夏、ランサー隊がヴァンパイアズによる襲撃を受け、ランサー隊長以下6名が拉致された。副隊長のレインとバギーは基地へ帰還したが、他の隊員と家族を人質に取られたランサーは、ヴァンパイアズの脅迫に屈し、ナンバーズのドラグーンとして組織の活動に加担する。しかし、人質らは殺害されている。 その拉致事件の数日後、ストーム隊が編成され、レイン、チャンプ、オッドアイが入隊(グレイは遅れて入隊)。同じ時期、チャリオット隊へトーネードが入隊している。 [ストーム隊] アルケミストが傭兵基地内で工作活動アルケミストがレインとバギーを捕獲する目的で第81傭兵基地に潜入し、ストームの監視と情報収集・工作活動を開始。 単機ミッションに出撃したバギーがグリフォンアイによる襲撃を受け瀕死。消息を絶ったバギーを捜索中のストーム隊がこれを発見するが死亡を確認。また、グリフォンアイを撃破。 バギーが単機で出撃したことを、アルケミストがヴァンパイアズに報告し、グリフォンがストーム隊を捕獲するための部隊を放ったということだろう。
[ストーム隊] バーサーカー隊メナサ港?16番ドックで新型WAPパーツ陸揚げ作業の警護任務中、キマイラ(バーサーカー隊所属)と遭遇。 ケイディンズ密林地帯で敗走中の残存部隊掃討任務で、バーサーカー隊と交戦。 モンク/レイチェルにまつわるストーリー。BoMでは分岐となり、片方のシナリオのみがプレイできる「パラレル」だが、便宜上、連続したストーリーとしてまとめた。もし、ストーム隊の関与がなかった場合、モンクは他の誰かの手によって落とされたかもしれないし、レイチェルは島を脱出できないまま消されたかもしれない。
レイチェルはストーム隊に助けられていようと、そうでなかろうと、結局は同じ運命に終わったであろうという顛末に、事件の理不尽さを感じざるを得ない。 [ストーム隊] アリーナ周辺での戦闘ペセタ?のアリーナ警護任務で、アリーナにエントリーするWAPを標的として襲撃を繰り返していたコーガを撃破。ダークナイトとも交戦するが同機は撤退。 後日、ロクスタ砂漠東のメール川流域でモンク率いるアリーナ出場WAPと交戦となるが、旧知の仲であるモンクとチャンプが和解。これを背信行為と判断したマンティコアの制裁によりモンク死亡。マンティコアは戦線を離れるが、ストーム隊がこれを追跡しパルンタ砂漠北端付近で撃破。 [ストーム隊] パーキンス氏の取材協力ストーム隊が、統治区(ペセタの南方?)で取材活動中に行方不明となったレイチェル・パーキンスらを保護。その際、ゲリラと戦闘となり、パーキンスら2名が負傷、ジョンストンが意識不明の重体、ドライバーは死亡した。 数日後?、軍上層部からの命令で、ハフマン島開拓時に建てられたペセタ北方の施設跡で取材活動するパーキンスを警護中にデスと戦闘となり、これを撃破。 [チャリオット隊] バハムートとの遭遇、基地崩壊チャリオット隊が素体の確保を狙うバハムートと立て続けに2度の作戦で遭遇し、3度目の交戦でサーナが拉致された。この交戦でホセは重体となり、本国へ送還。 戦力がトーネード、ミスト、ナパームだけとなった基地に対し、ヴァンパイアズが大型機動兵器を含むWAP部隊で襲撃を仕掛けた。 トーネードとミストはデュバルと共に基地を離脱し、爆撃に巻き込まれたナパームは、その後救援に到着したロイド・クライブらの部隊に助けられた。 その後、O.C.U.軍によりこの襲撃事件に関する調査が行われたが、事件性のない爆発事故として扱われ、スタッフ22名は避難し、負傷者・行方不明者はなしと報告されている。 行き場を失ったトーネードとミストはデュバルが所属するO.C.U.軍基地に寄留し、ペセタ近郊などでレジスタンスらの暴動鎮圧任務に携わった。 基地を爆撃したのは所属不明機とされている(ゲーム中で正体は明言されていない)。O.C.U.軍の不可解な発表と併せて考えると、ヴァンパイアズが爆撃機を所持していたのではなく、O.C.U.軍が秘密裏に出撃させた爆撃機と考えるのが自然。
[トーネード隊] 独立部隊として活動開始トーネードらはO.C.U.軍基地を離れ、間借りしたライコフ所有のハンガー施設を拠点に、独立部隊(トーネード隊)としてサーナ拉致に関する情報収集を開始。 O.C.U.領内の山岳地帯で消息を絶ったというヘパイスト隊の捜索のため、ミストが単機で出動し、ほどなくして同隊に遭遇。 戦闘後、ヘパイストは隊を解き、旧知のファルコンが指揮するストーム隊へ。ヒュン、バッカスはトーネード隊に参加することとなった。 [ストーム隊] ナイトメアによりデルタ隊壊滅(モーガン要塞高地西側で?)輸送部隊護衛中にナイトメアと遭遇。デルタ隊の増援もあり、これを駆逐。 その後、軍上層部の要請によりデルタ隊とベルチカ付近で合同作戦を展開するも、先行したデルタ隊はナイトメアにより壊滅し、隊員らは拉致された。 [ストーム隊] 対ヴァンパイアズ作戦開始当初、軍は傭兵の行方不明事件の報告を受けても調査活動などは一切行っていなかったが、政府立案の対ヴァンパイアズ作戦を正式に発令。停戦協定で活動に制限がある正規軍に代わって、ストーム隊が同作戦に加わり、ナンバーズの撃破が主任務となった。 まず、メナサ西にあるヴァンパイアズの前線基地を制圧。シャイターン、イフリートが死亡。 ストーム隊の攻勢に危機感を感じたリッチがサカタ社?へ同隊の活動を制限するよう要望。一方で、軍上層部がヴァンパイアズの働きに懐疑的であることがリッチへ伝えられ、サカタ社も見切りをつけつつあるとが示唆される。 [トーネード隊] ヴァンパイアズの核心へトーネード隊が、ライコフを経由してストーム隊から得た情報をもとにバーサーカー隊が補給を行っていたフリーダム南西のロクスタ砂漠へ出撃。バーバリアン、ウェアウルフと交戦となる。 以前、ミストが収容されていたPSプランの研究施設でゴーストに遭遇。 [ストーム隊・トーネード隊] ヴァンパイアズ拠点への攻撃が本格化ダークナイトがC.I.S.U.のロイ調査官であることが明かされ、その指揮下でストーム隊が重要拠点に通じるペセタ北東にある橋の制圧作戦が完遂。これにより、ヴァンパイアズの戦力を分断した。 一方で、トーネード隊に対し、大型機を含むヴァンパイアズ部隊が拠点襲撃を試みるが、これを掃討。保護した降伏兵と鹵獲した大型機から、ヴァンパイアズの拠点割り出しに成功した。 ストーム隊は、ウェイン山麓南側でヴァンパイアを伴ったデーモン、ドラグーンと交戦。ヴァンパイアは魔導士隊のもとへ移送されたが、残る2体を撃破。ドラグーン(ランサー)の救出を試みるも、自爆装置が作動し死亡。 [ストーム隊・トーネード隊] ヴァンパイアズ崩壊ストーム隊はヴァンパイアズを追跡し、フリーダム北方にあるヴァンパイアズの要塞へ到着したが、目前でヴァンパイアは再び移送(グレイロックへ?)。 トーネード隊はヴァンパイアズの要塞にて、ヴァルキリー(サーナ)を発見。同隊と交戦となりバハムート撃破したが、ヒュン、バッカスを失う。ドールマスターはヴァルキリーと共に逃走した。 ヴァンパイアズはサカタインダストリィの裏切りにより事実上崩壊。 [ストーム隊・トーネード隊] 本拠地制圧トーネード隊にホセ、ヒナタが参加。ヴァンパイアズの本拠地防衛線を突破し、レイブンを除くケルベロス隊を撃破。 ストーム隊はグレイロック近郊の医療施設でヴァンパイアズと交戦。オッドアイは復帰するが、ヘパイストは死亡。ヴァンパイアズは総力戦で臨むも制圧され、リッチは死亡、フェイスレスは重傷ながらも保護された(本国の医療施設へ搬送され、数日後に死亡)。 対ヴァンパイアズ作戦終了。 BoMでの描写では、対ヴァンパイアズ作戦において、「トーネード隊はストーム隊の別働隊である」という認識がロイにはあったようである。
一方、2089-IIではロイがトーネードに指示や情報提供を与える描写はなく、両隊の関連はミッション52の後にストームがトーネードに通信を入れて、その働きを労うという場面があるのみである。 [ストーム隊・チャリオット隊] B組織調査フリーダム近郊で、ストーム隊がB組織に追われるアイシャ・ロマリアフを保護。身を案じ本国へ送るため空港へ移送するが、再びB組織から襲撃を受けロマリアフが拉致される。 グレイロックの施設やパルンタ砂漠北方付近を捜索を経て、ロマリアフの遺留品からフリーダムの東方にある医療施設の割り出しに成功。同施設での調査の結果、B棟と呼ばれる別の施設にいる疑いが強まり、チャリオット隊と共に救出作戦を実行。無事、保護した。また、この作戦により施設・組織の研究内容が判明する。 続いて、ストーム隊は、B1試作機の実験が行われていた、フリーダム東方にある研究施設を調査。さらに、U.S.N.領ラーカス地区にある研究施設を強行偵察し、U.S.N.正規軍と交戦。 ストーム隊は、ベルチカ西方にあるB組織拠点の制圧作戦を完遂。 |