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2. 密林地帯でU.S.N.先遣隊と交戦 |
16. フォートモーナスN地区制圧任務 |
DS版1stのO.C.U.サイド・追加Mission4は未掲載とした。これはミッション出現の時期がMission22(ハフマンの魂本拠地戦)の後、つまり紛争終結後でありながら、ミッションの内容はフリーダムから敗走するU.S.N.軍部隊との戦闘であり、交戦時期とミッションの内容とで合理的な解釈ができないため。
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第2次ハフマン紛争勃発後、O.C.U.陸防軍准将W・E・ブレイクウッドを管理官、G・B・オルソンを直属の指揮官として結成されたヴァンツァー部隊。 しかし実際には、部隊員はバイオニューラル・デバイスのマテリアル候補者として選ばれた者たちで、終始軍の監視下に置かれていた。部隊結成の目的がバイオニューラル・デバイス開発であることを知っていたのはブレイクウッド准将、オルソン大佐とブレイクウッド中尉のみで、この3名が計画に沿って部隊を運用していた。 紛争ではU.S.N.軍地獄の壁撃破、モーガン要塞陥落の突破口を開くなど要所で見事な戦績を修めている。 尚、軍機密に関わる情報が公表されるおそれがあるとして、これ以後O.C.U.軍内での傭兵部隊の編成が禁止された。しかし、非公式に国防長官直属の?傭兵部隊ダークギースが編成されている。
ウィラス・E・ブレイクウッド
O.C.U.ハフマン島駐留軍機動機械化大隊司令官。O.C.U.陸防軍准将キャニオンクロウ管理官。 B.D.計画と部隊の目的を知るひとりで、B.D.搭載のWAP試作機を大規模投入する予定であったフリーダム奪回作戦に合わせ極秘にハフマン島へ来ていた。キャニオンクロウの編成については、直接指揮を行なわないよう上層部から命令が下っていた。 父はO.C.U.陸防軍所属ブルース・ブレイクウッド。娘に同軍所属、キャニオンクロウ副官を務めたナタリー・F・ブレイクウッド。 グーリー・B・オルソン
U.S.N.軍ニルバーナのドリスコルと連絡を取り合い、B.D.計画についてO.C.U.軍内勢力を統括していた。マテリアル候補としてWAPパイロットを募り、カズムオウルズ、キャニオンクロウを編成し、司令官を歴任。ラーカス地区偵察の作戦立案をしたとの情報もある。 第2次ハフマン紛争終結後、許可なく軍を離脱したクライブらを加えたハフマンの魂に対する掃討作戦を展開。ルーピディス港で同組織と交戦中に死亡。 ロイド・クライブ
2085年、O.C.U.軍入隊。 ランカスターの協力などで軍とサカタ社が共謀するB.D.計画を知り、キャニオンクロウ部隊員の賛同得て、軍から無許可で離脱。ハフマンの魂と合流して真相究明に貢献。「ハフマン島の英雄」として知られている。 ラーカス事件では婚約者であったミューア中尉を失っている。 フレデリック・ランカスター
2082年、ニューヨークデイズ社入社。2090年、ハフマン島支局へ異動。 O.C.U.軍の輸送機墜落現場を取材中にU.S.N.軍から攻撃を受けているところを、輸送機の積荷を回収に駆けつけたキャニオンクロウに救助された。以後、従軍記者として部隊に同行。ハフマンの魂取材のため一時的に部隊を離れたが、まもなく復帰している。 2092年8月、デイリーフリーダム紙に寄稿した第2次ハフマン紛争の真実を訴えた記事が一面を飾った。これが世界的な反響を呼び、ジャーナリストとして、世界中でその名が知れ渡った。また、取材内容を綴った著作「祖国たちの島(原題:Soverign Isrand)」を出版後、ニューヨークデイズ社を退社。 フリーのジャーナリストとして活躍し、軍部に潜伏する諜報員の活動を追うなどしている。マデイラ危機の際には、ドイツ軍とザーフトラ軍の共謀に関して調査活動を行い、デュランダルへ情報提供をしていた。 大した情報が情報ではないが備忘録としてメモ。 ヒストリカP.085には「2092年2月某日、デイリーフリーダム紙の…」とあるが、既存の設定とP.026「デイリーフリーダム紙の一面を飾る(8月)」との記述から、紛争の実態を報じたのは92年8月とした。また、92年2月に報じられたのは真実ではなく、「ハフマンの魂がロングリバース島で集団自決した」というPMOによる虚偽発表がN.Y.デイズ紙に掲載された日である。 ナタリー・F・ブレイクウッド
ウィラス・ブレイクウッド准将の実娘。金髪碧眼の白人。 B.D.計画を知るひとりであり、隊の副官としてキャニオンクロウの監視を任されていた。正規軍での階級は中佐であるが、部隊内では中尉であった。 サカタ・リュウジ(坂田竜二)
サカタインダストリィ会長、坂田玲二の息子、兄は社長の浩一。2070年のサカタ社によるハイネマンインダストリィ買収後、兵器開発偏重の経営方針に反発。2084年、大学卒業と同時に勘当同然でO.C.U.軍入隊。第2次ハフマン紛争前は、クライブと同じく第17特殊偵察小隊に所属していた。 ラーカス事件ではクライブ、ミューアらとともに行方不明と処理され軍籍剥奪。第2次ハフマン紛争中、オルソン大佐によりキャニオンクロウに召集された。 キース・カラベル
思想や政治とは無関係に報酬のみで動く傭兵。過去の経歴は不明。 ジョイナス・ジェリアスカ
南アフリカでの?軍歴にWAPパイロットの経験有り。 クライブらが軍離脱した後も、ブレイクウッド副官やカラベルと軍に留まったが、副官の反抗に同調し、ハフマンの魂に合流。 ピウィー・リッチバーグ Jr.
O.C.U.の大規模ファーストフードチェーン「リッチバーガー」の御曹司。2088年、父親から勘当されてO.C.U.軍に入隊。ドライビングテクニックを買われ、補給部隊に配属された。 2091年?、ニューミルガンへ向かう補給任務中に敵前逃亡を図った。軍法会議での処分を恐れ、脱走しようとしていたところをオルソンにスカウトされ、キャニオンクロウにスカウトされ入隊。処分はオルソンの働きかけで取り下げられた。 クライブと共に軍離脱する際、軍から新型の補給車を無断で持ち出している。 ヤン・メイファ(楊 美花)
2086年に失踪した弟のイーヒンを探しハフマン島に渡る。 2091年8月、ベルチカ南方の山岳地帯でニルヴァーナ機関から脱走したイーヒンと再開。以後もイーヒンと共に、隊へ同行した。 ヤン・イーヒン(楊 一清)
ヤン・メイファの弟。 2091年8月、ニルバーナ施設内で相次ぐパイロットの失踪・行方不明に恐怖を感じ脱走。脱走兵確保任務中のキャニオンクロウに保護された。オルソンはイーヒンを収容所へ送るよう命じたが、メイファら隊員の反発により、同隊への入隊を許可された。 ヒストリカP.080、イーヒンの略歴、2086年には「大漢中を密出国」とあるが、当時は中国。大漢中と改名するのは2112年のことである。 モーリー・オドネル
ハフマン島の初期入植者で、2065年に家族と共に入植。第1次ハフマン紛争後、保育士としてラークバレーの孤児院に勤務。子供たちを自衛するためWAPの操縦技術を習得した。 2090年6月、ラークバレーに対する無差別攻撃で、ただひとり生き残り。施設が紛争で破壊されてからも、廃墟となった町を一人で守っていた。基地建設の視察に訪れたキャニオンクロウに同行・入隊。 ハンス・ゴルドウィン
2083年、マサチューセッツ工科大学入学。在学中に友人と軍の中枢コンピューターに侵入し、すべてのプログラムを破壊するという経歴を持つ。同大学院修士課程中にハフマン島に移住。2086年に、グレイロックでスペンダー業開始。中心街の雑居ビル地下に事務所を構える。 メイファからイーヒン捜索依頼を受け、U.S.N.軍のサーバーに侵入した際、逆探知され手配された。この時の侵入で「ニルバーナ」に関する断片的な情報を得ている。 常に装着している大型ヘッドマウント式バーチャルヘルメットは、端末の映像出力装置、高感度カメラを内蔵している。 ポール・C・グリバー
神学校を卒業後、第1次ハフマン紛争終結後の平和には遠い状況を憂い、従軍牧師としてO.C.U.軍入隊。第2次紛争では、早期終結するよう戦闘に参加するようになった。 2091年、グレイロックの防衛部隊として、ニルバーナの部隊による襲撃を受け孤立しているところをキャニオンクロウに救出された。 アルダー・ワイス
2068年、結婚。 グレゴリオ・マイアス
2079年、O.C.U.軍入隊。 フリーダムでクライブに接触し、入隊との報告もある。その際、闘技場でクライブと対戦し、連勝記録が途絶えたとも。 ボビー・ホプキンス
2076年、O.C.U.陸防軍士官学校に入学。2078年、O.C.U.軍入隊。 第2次ハフマン紛争時、傭兵として参加して義勇軍でポルンガと知り合い、以後、行動を共にしている。 ペセタ市街地でポルンガがO.C.U.軍兵士とWAPで乱闘騒ぎを起こした際、仲裁に入ったクライブらと接触。以降、キャニオンクロウへ入隊との情報もある。 ポルンガ
アボリジニの末裔。 ペセタ市街地でO.C.U.軍兵士とWAPで乱闘騒ぎを起こした際、仲裁に入ったクライブらと接触。以降、キャニオンクロウへ入隊との情報もある。 ラルフ・ダイアン
2074年、O.C.U.陸防軍士官学校入学。2076年、O.C.U.軍入隊。 フォートモーナスでキャニオンクロウに接触し、入隊との報告もある。 ラルフの経歴、ヒストリカでは元O.C.U.軍所属の扱いとなっているが、フロントミッション公式ガイドブックでは、元U.S.N.軍中尉と記されている。U.S.N.領のフォートモーナスにいたのだから、元U.S.N.軍所属の設定でもよかったのではないか? 略年表中「○○入隊か?」や部隊員の説明文末「入隊との報告もある」と意味ありげな言い方をしているのは、彼らを入隊させずにストーリーを進めることも可能であるため「所属していた」と断言を避けるため。 |